元世界1位・宮里藍の引退 海外メディアも衝撃 元世界1位の米女王落胆「悲しい」
女子プロゴルフの宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を退く意向を表明した。日本のみならず、米ツアー9勝を挙げるなど、世界で活躍。男女通じて日本人初の世界ランキング1位に君臨した「世界のミヤザト」の早すぎる引退に、衝撃は海外でも広がっている。
早すぎる引退、米国で続々報道「元1位ミヤザト、31歳が引退を発表」
女子プロゴルフの宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を退く意向を表明した。日本のみならず、米ツアー9勝を挙げるなど、世界で活躍。男女通じて日本人初の世界ランキング1位に君臨した「世界のミヤザト」の早すぎる引退に、衝撃は海外でも広がっている。
米ゴルフ専門局「ゴルフチャンネル」は「元1位ミヤザト、31歳が引退を発表」との見出しで特集。日本で今季終了後の引退を表明したことを説明し、同じ元世界ランク1位で全米賞金女王にも輝いたステイシー・ルイス(アメリカ)のコメントを紹介している。
「寂しいわ。良き友人として、でもワクワクする。自国でゴルフを発展させるために、多くの機会があるはず。ただ、週単位でここに来られなくなるのは悲しい」
米国で毎週ラウンドすることができなることを惜しんだルイスは、宮里が日本女子ゴルフ界に与えた影響について「言葉にするのは難しい。彼女は日本人選手がここでプレーするチャンスを与えた。素晴らしいプレーをし、何が必要なのかを示した」と言及。日本の女子選手の第一人者として道を切り開いたことを称賛している。
これまでの経歴を振り返った記事では、日本ではスーパースターであり、ファンが殺到しないように変装しなければならなかったことを紹介。さらに、最近2、3年間は怪我と戦いながら、パッティングにも悩まされ、かつて女子ゴルフ界で最高のパットをする選手の一人とされていたことなどを伝えている。