全仏へ見えた光― 錦織、死闘4強で掴んだ自信「こういう試合勝てたことは重要」
男子テニスのジュネーブ・オープンは25日、準々決勝が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が同62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)戦でフルセットの死闘の末に2-6、6-4、7-6で4強進出。驚異の粘りでポイントを奪ったバックハンドが「グレートショット」とATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで称賛するなど、再三のピンチを跳ね返して逆転勝ちした。
復調の錦織、3度のマッチポイントを凌いで逆転準決「自分にとってすごく大きい」
男子テニスのジュネーブ・オープンは25日、準々決勝が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が同62位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)戦でフルセットの死闘の末に2-6、6-4、7-6で4強進出。驚異の粘りでポイントを奪ったバックハンドが「グレートショット」とATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで称賛するなど、再三のピンチを跳ね返して逆転勝ちした。
復調気配の錦織は「こういった試合で勝てたことは重要」と相手のマッチポイントを3度も凌いだ逆転劇に自信を浮かべている。ATPワールドツアー公式サイトが報じた。
激闘だった。何度も崖っぷちに追い込まれながら、錦織は2時間29分に及んだ死闘を制した。
試合後、手にした白星の価値の大きさを示すように、錦織はこう語ったという。
「ここまで相手にマッチポイントを迎えられた挙句、勝った試合はそこまで多くない。自分にとってすごく大きい」
第1セットをいきなり奪われた錦織は第3セットでも追い詰められ、ゲームカウントも一時は2-4とリードされた。アンダーソンが手にした3度のマッチポイントを凌ぎ、4強進出を手にした。