羽生結弦、“羽生超え世界新”に海外メディア衝撃「ユヅルが自分の記録打ち破った」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。第3戦フィンランド大会(3日)で自身がマークした世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露し、首位発進でGPシリーズ10勝目に王手をかけた。海外メディアも「ユヅル・ハニュウが自分の世界記録を打ち破った」と続々速報している。
2週間前の記録を塗り替える今季世界最高得点を続々速報
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロステレコム杯は16日、男子ショートプログラム(SP)で五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が110.53点をマーク。第3戦フィンランド大会(3日)で自身がマークした世界最高得点を塗り替える衝撃の演技を披露し、首位発進でGPシリーズ10勝目に王手をかけた。海外メディアも「ユヅル・ハニュウが自分の世界記録を打ち破った」と続々速報している。
羽生が羽生を超え、またしても世界に驚きを与えた。敬愛するジョニー・ウィアー氏がかつて演じた「秋によせて」に乗せ、モスクワのリンクを舞った羽生。冒頭の4回転サルコウを完璧に決めると銀盤はもう、羽生色に染まった。得意の3回転アクセルのほか、美しいステップ、スピンを披露し、完璧な演技を披露。演じ切ると、会心の“ユヅスマイル”が咲いた。
叩き出した得点は110.53点。2週間前のフィンランド大会でマークしていた106.69点を4点近く塗り替える衝撃の新記録となった。海外メディアも演技直後、すぐさま反応した。
IOCが運営する五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」公式ツイッターは「2度の五輪王者ユヅル・ハニュウがロステレコム杯において、新ルールのショートプログラムで自分が持つ世界記録を110.53点で打ち破った」と速報。米大手スポーツ専門局「NBCスポーツ」も「ユヅル・ハニュウがロステレコム杯において世界最高のショートプログラムでリード」とレポートしている。
ヘルシンキ大会で世界記録を打ち立てた際も世界に大きなインパクトを与えていたが、あれから2週間経たずして、最強の五輪王者が今度はモスクワからセンセーショナルなニュースを届けた。
(THE ANSWER編集部)