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那須川天心、地域タイトル挑戦に言及「今回の試合次第」 世界挑戦は「最初から言ってるけど…」

並んでファイティングポーズを取る那須川(左)とジョナサン・ロドリゲス【写真:高橋学】
並んでファイティングポーズを取る那須川(左)とジョナサン・ロドリゲス【写真:高橋学】

ロドリゲス「世界戦の意識で臨む」、那須川「デビューから常に世界戦以上の気持ち」

 ロドリゲスは2018年にデビュー。昨年11月に元WBA世界スーパーフライ級王者でWBA世界バンタム級4位だったカリド・ヤファイ(英国)に初回KO勝ちした。世界ランクはWBA4位につけ、死角からの右フックが脅威。この日は「世界戦のような意識で試合を受けている。どんな試合でも、相手を軽んじることなくやっている」と気合い。那須川について「スピードもあって素晴らしいボクサー」と警戒した。

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 那須川にとって初の世界ランカー対決だ。相手について「思ったより小さい。もっと大きいとイメージしていた」と吐露。相手が世界戦の意識で臨むことを受け「僕は世界戦をやったことがないのでわからないけど、格闘技は50戦以上やっている。負けたら全部が崩れるので、デビューから常に世界戦以上の気持ち」と強い覚悟を見せた。

 バンタム級で世界挑戦を見据えるため、メインイベントの中谷潤人とはどうしても比べられてしまう一戦だが、「そこはまだ見ていない。盛り上げていただければ。特に僕から言えることはない」と話すに留めた。

○…今興行はトリプル世界戦。WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M.T)が指名挑戦者の同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)と初防衛戦を迎える。WBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(畑中)も、同級12位ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)と初防衛戦。WBO世界フライ級王座決定戦では、同級2位・加納陸(大成)と同級3位アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)が対戦する。「Prime Video presents Live Boxing」の第9弾として、Amazon プライム・ビデオで生配信される。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)


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