メジャーV古江彩佳の“残り5ホール”を米ベテラン実況絶賛 「永遠に生き続ける」と評した最終局面
女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。見事な逆転劇に米実況も「永遠に生き続けるフィニッシュ」と絶賛した。
海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権
女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。見事な逆転劇に米実況も「永遠に生き続けるフィニッシュ」と絶賛した。
驚異の追い上げを見せた。首位のキリアコウと1打差で追う古江とローレン・コフリン(米国)による最終組。前半から伸ばす2人に古江は置いて行かれ、13番を終えた時点で3打差をつけられた。しかし、14、15番でロングパットを連続でねじ込み、16番も含めて3連続バーディー。さらに18番パー5も強気に池越えで2オンに成功させ、最後はイーグル締めで戴冠を果たした。
米専門局「ゴルフチャンネル」などで20年以上実況を務めるグラント・ブーン氏も大興奮。自身のXで「永遠に生き続けるフィニッシュだ。残り5ホールで3打差。アヤカ・フルエはそれを5アンダーでプレーし、勝利を決めるイーグルで締めくくった。14、15番はロングの、16番は短いバーディー。そして18番ではわずかに池を越えて、10フィート(約3メートル)のパットを決めた」と称賛した。
ブーン氏は「フルエにとって初のメジャー制覇」と続け、6月の全米女子オープンを制した笹生に続く快挙を紹介した。
(THE ANSWER編集部)