海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権

　女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC（6527ヤード、パー71）で最終ラウンド（R）が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳（富士通）が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。

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　首位で並んだ18番パー5。古江が勝負を掛けた。第2打で狙ったのは池越えの2オン。グリーン手前の池をわずかに越え、なんとか届いた。西村優菜、西郷真央、勝みなみ、山下美夢有らが見守る中、ウィニングパットを沈めてイーグル。右拳を突き上げ、涙を拭った。

　最後に攻めたからこそ生まれた劇的な逆転V。X上の日本人ファンは「自分の力で切り拓くパワー！」「18番のイーグル凄かったです。日本の誇りです」「凄まじいパット力で震えた！！」「18番逆転のイーグルパットがメジャーのウィニングショットって出来過ぎだろ」「泣いちゃいそうだ」「最終18番のセカンドショットはマジで鳥肌立った」「池越えエッジぎりぎりの鳥肌スーパーショット！」と大興奮だ。

　中継したWOWOWのインタビューでは、古江は18番について「グリーンに乗せるのもファーストカットだったので怪しいかなと思ったけど、まずは乗せることを意識して。迷ったけど、奥のクラブを選んだ。しっかりイーグルパットを打てて良かった」と振り返った。