男子バスケ落選の川真田&佐々木はリザーブ帯同 監督が選考の苦悩告白「最後のサバイバル難しかった」
日本バスケットボール協会(JBA)は10日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で5人制バスケ男子日本代表チームの記者会見を行った。三屋裕子会長、東野智弥技術委員長、トム・ホーバス監督、そして8日に発表された代表メンバー12人が登壇。米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁やNBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太らが意気込みを語った。トム・ホーバス監督は川真田紘也、佐々木隆成をリザーブメンバーとして帯同させると明らかにした。明日11日にヨーロッパ遠征に出発する。
日本バスケットボール協会が都内で会見
日本バスケットボール協会(JBA)は10日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で5人制バスケ男子日本代表チームの記者会見を行った。三屋裕子会長、東野智弥技術委員長、トム・ホーバス監督、そして8日に発表された代表メンバー12人が登壇。米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁やNBAで日本人最長の6季プレーした渡邊雄太らが意気込みを語った。トム・ホーバス監督は川真田紘也、佐々木隆成をリザーブメンバーとして帯同させると明らかにした。明日11日にヨーロッパ遠征に出発する。
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最強メンバーで史上初のベスト8を目指す。八村、渡邊に加え、主将の富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、渡邉飛勇は21年の東京五輪に続いて2大会連続2回目の出場。東京では3人制の代表だった富永啓生も五輪経験者だ。昨夏のワールドカップ(W杯)に出場した河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹は初の五輪。W杯では代表入りを逃したテーブス海、ジェイコブス晶も初の舞台に臨む。
世界ランク26位の日本代表は5、7日に東京・有明アリーナで同50位の韓国と戦い、国内最後の国際強化試合を1勝1敗で終えた。最終候補に残った16人が帯同。合流から日が浅い八村、怪我でリハビリ中の渡邊、2試合連続登録外となった金近廉の3人を除く13人が出場し、最後のアピールを繰り広げた。翌8日に代表メンバー12人が発表。川真田、井上宗一郎、金近、佐々木の4人が落選となった。
会見でホーバス監督は「最後のサバイバルとか難しかった。この選手が悪いとかではなく、誰がフィットするかを見た。この12人がファイナルロスター。長い間いろいろ考えた」と選考の苦悩を明かした。
「雰囲気はよかったが、緊張感やプレッシャーがあった。12人の練習を今日やって雰囲気が変わった。落ち着いた感じ。ベスト8の目標に向かって毎日ファイトする」と意気込んだ。リザーブメンバーとして川真田、佐々木を帯同させるとも明かした。
今後はヨーロッパ遠征で19日に同3位のドイツと、21日に同4位のセルビアと国際強化試合を実施予定。27日に開幕する五輪本戦は、昨夏のワールドカップを制したドイツ、開催国で同9位のフランス、同12位のブラジルと同じグループBに入った。日本は開幕日にドイツと対戦。グループフェーズは同組内で総当たり戦を行い、各グループの1、2位と、3位のうち上位2チームが準々決勝に進出する。
(THE ANSWER編集部)