アンダーソンの行為に拍手 山火事被害に「1エース100ドル」寄付へ、錦織戦で公約実現
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(英ロンドン)は13日、1次リーグ第2戦が行われ、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に0-6、1-6で敗戦。
山火事被害への支援のために「1エース100ドル」の公約を掲げていた
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(英ロンドン)は13日、1次リーグ第2戦が行われ、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に0-6、1-6で敗戦。わずか1ゲームしか奪えず、完敗を喫した。一方のアンダーソンはパワフルなショットを武器に2連勝。1次リーグ突破に大きく前進した。錦織戦の前に掲げたある公約が話題を呼び、英公共放送「BBC」電子版でも報じている。
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203センチの長身から繰り出すパワフルなサーブ。そしてロケットのようだと称賛を浴びた強烈なフォアハンドで錦織を圧倒。1ゲームしか与えなかったアンダーソンだが、試合前には公約を掲げていた。BBCはこう伝えている。
「試合前アンダーソンの妻であるケルシーは、ケビンがニシコリ戦で決める各エースにつき100ドルを42人の死者が出たカリフォルニアの救済活動にたいして寄付するとツイートした」
カリフォルニア州で発生した山火事では、13日までに42人が死亡。行方不明者も200人を超えていると伝えられている、未曽有の惨事に対しての支援を約束していたのだ。
「彼は各セットで5度のエースを記録した。一方でニシコリは計2つだった。つまり、アンダーソンはロサンゼルスの消防局に1000ドル寄付することになる」