川崎春花がランドローバー獲得

　女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディス（北海道・真駒内CC空沼C）は7日に最終日が行われ21歳・川崎春花（村田製作所）が2年ぶりツアー3勝目を挙げた。優勝賞金1800万円に加え970万円高級車もゲット。先輩プロから「ピッタリですね」と太鼓判を押されていた。

　青いウェアに帽子とスカート、シューズを白で揃えた川崎。ラウンド後に、優勝副賞の英国の高級車メーカー「ランドローバー」の「DEFENDER」と記念写真を撮影した。同社公式サイトによると972万円からの一台。身長158センチの川崎が並ぶと、ブルーのイカつい車体が大きく映えている。

　川崎の優勝副賞には、ランドローバーと契約する上田桃子も反応。自身のインスタグラムで「優勝副賞はめちゃくちゃ可愛いディフェンダーだったので春ちゃんにピッタリですね」「おめでとう」とすると、川崎も「桃子さん、ありがとうございます！」とコメントしていた。

　川崎は自身のインスタグラムで「いつも応援して下さる皆様、最後まで温かい応援をありがとうございました！　約2年ぶりに優勝する事ができました」と報告。「去年の夏頃から、辛くて涙が出てしまうような日もあったけれど、この経験があったから優勝できたと思える日のために、頑張ってきました」と振り返り、「そして、そう思える日がきてくれて自分の中で価値のある3勝目になりました！」と歓喜していた。

　京都出身の川崎は19歳だった2022年9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で予選会から出場し、ツアー初優勝＆メジャー制覇を達成。翌10月のマスターズGCレディースも制し、一躍、女子ゴルフ界のシンデレラガールとなったが、昨年はトップ10わずか3度と苦戦。今年も予選落ち7度と苦しんでいたが、6月のニチレイレディスで5位に入り、上昇気配に。今大会は隙のないゴルフで2年ぶりの歓喜を掴んだ。