小祝さくらのバンカーからの出方に注目

　女子ゴルフでトッププロに相応しいマナーを見せた選手が話題を呼んでいる。

　それは、前週の資生堂レディスで小祝さくらがバンカーショットを打った場面。打ち終えた小祝はバンカーに入る時にできた足跡を一つ一つ踏むようにして出ていく。同じ場所を踏むことで、バンカーがさらに荒れるのを最小限に抑える配慮だ。

　ゴルファーに知られたマナーとはいえ、緊張するツアー大会でしっかり実践することは日頃の意識の高さが見て取れる。

　ネット上で指摘されると「見本となるプロ」「彼女らしい」「この所作は一流を超えて超一流ですね！」「当たり前のことを当たり前にする　素敵ですね」「一流プロの所作は多くのアマチュアの教科書ですね」「細やかな心遣い、小祝プロさすがです！」などの声が上がり、称賛が沸き起こった。

　小祝はツアー優勝11度を誇る国内を代表するトッププロ。温和で誰からも愛される性格はもちろん、さり気ないゴルフマナーもスポットライトを浴びた。