錦織は「調子はとてもよく、最後を悪い形で終わるのは避けたいはずだ」

　一方で錦織についても「調子はとてもよく、手首の怪我から回復後、挑戦者としてロンドンの舞台に辿り着いた。彼は最後を悪い形で終わるのは避けたいはずだ」と同様にここ数試合の安定した戦いぶりを評価している。

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　錦織は昨季中に手首を痛めて戦線を離脱。今季、5か月ぶりに復帰すると、チャレンジャーツアーから地道に復調の過程をたどってきた。世界ランクも39位まで落ちたが、夏場以降好調を持続させてトップ10に復帰。2年ぶりにファイナルの舞台に帰ってきた。

　アンダーソンはファイナル初出場だが、203センチの長身を誇るビッグサーバー。錦織が粘り強く戦って、2年ぶりの4強へ大きく前進するのか。それとも32歳で世界ランクのキャリア杯を更新する遅咲きのアンダーソンがモノにするのか。注目の対決が迫ってきた。