紀平梨花、トゥクタミシェワとの3A競演に米記者感嘆「驚異的演技が頭から離れない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯でシニアGPデビューの紀平梨花(関大KFSC)が衝撃的な逆転優勝を飾った。ショートプログラム(SP)5位から、フリーではトリプルアクセルを2度決める完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点を記録したが、これは平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)に続く、世界2位の好記録(ルール改正後)だった。米記者は「あの驚異的な演技が頭から離れない」と紀平の圧巻の演技を含め、史上屈指のハイレベル決戦の余韻に浸っていることを明かしている。
屈指のハイレベル決戦が演じられたNHK杯を米記者が改めて回顧
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯でシニアGPデビューの紀平梨花(関大KFSC)が衝撃的な逆転優勝を飾った。ショートプログラム(SP)5位から、フリーではトリプルアクセルを2度決める完璧な演技で154.72点をマーク。合計224.31点を記録したが、これは平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)に続く、世界2位の好記録(ルール改正後)だった。米記者は「あの驚異的な演技が頭から離れない」と紀平の圧巻の演技を含め、史上屈指のハイレベル決戦の余韻に浸っていることを明かしている。
SP5位から圧巻の逆転劇を演じた16歳の超新星「リカ・キヒラ」は米国の名物記者の心を捉えて離さないようだ。ジャッキー・ウォン記者は自身のブログメディア「ロッカースケーティング」で改めてNHK杯を振り返っている。
「2日が経過した今も、私はまだNHK杯女子で披露されたあの驚異的な演技が頭から離れない」とつづり、紀平、宮原知子(関大)、エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)によって展開されたハイレベルな表彰台争いを回顧した。
さらには女子のトリプルアクセル成功者の歴史を掘り下げている。紀平がフリーで2度、トゥクタミシェワがSPで1度決めたことを受け、「そして歴史上では、2人の女性が同じ大会で綺麗なトリプルアクセルを成功させている。1回目は2002年のスケートアメリカでユカリ・ナカノとリュドミナ・ネリディナ。次は2007年のグランプリファイナルで、ナカノとマオ・アサダだ」として、同一大会で複数選手がトリプルアクセルを決めた過去の大会を紐解いている。