フェデラーは「平均以下のパフォーマンス」 英解説者が異変を指摘「余裕がなかった」
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」が11日(日本時間12日)、ロンドンで行われ、第7シードの錦織圭(日清食品)は1次リーグ初戦で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)を7-6、6-3のストレートで撃破。世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と共に、V最有力と見られていた王者のミスが目立つ展開に、英公共放送「BBC」は“どうしたフェデラー?”と不安の声を上げている。
英放送局BBCがフェデラーの敗因に迫る
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」が11日(日本時間12日)、ロンドンで行われ、第7シードの錦織圭(日清食品)は1次リーグ初戦で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)を7-6、6-3のストレートで撃破。世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と共に、V最有力と見られていた王者のミスが目立つ展開に、英公共放送「BBC」は“どうしたフェデラー?”と不安の声を上げている。
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フェデラーになにが起きたのか。試合序盤からアンフォーストエラーが目立つ展開となったグランドスラム優勝20回を誇るレジェンドについて、記事では「フェデラーは神経質になる部分が見られ、彼にとっては平均以下のパフォーマンスだった」と指摘している。
初戦ならでは緊張感とロンドン・O2アリーナのインドアハードのサーフェスが不調の理由と分析したというフェデラーだが、元世界ランク4位の解説者、ティム・ヘンマン氏は大きな異変を指摘している。
「フェデラーはキャリアを通じて、恐ろしいほど余裕のあるプレーを見せてきた。だが、この試合は余裕がなかったし、見るものに動揺を与えるものだった。試合前からニシコリが勝つには、フェデラーが本来とは程遠い低調なプレーをすることが条件と話していたが、それが現実のものとなってしまった」