錦織の勝利に世界が驚いた!? フェデラー撃破を続々報道「ケイがショックを与える」
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(英ロンドン)は11日(日本時間12日)、1次リーグ初戦が行われ、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)を7-6、6-3のストレートで撃破した。タイブレークまでもつれた第1セットで披露した、片手バックハンドでの見事な一打は海外ファンから注目を集めていたが、フェデラーに土をつけた戦いぶりは続々と海外メディアから称賛を浴びている。
フェデラー撃破の衝撃を海外メディアが続々報道
男子テニスのツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(英ロンドン)は11日(日本時間12日)、1次リーグ初戦が行われ、世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)を7-6、6-3のストレートで撃破した。タイブレークまでもつれた第1セットで披露した、片手バックハンドでの見事な一打は海外ファンから注目を集めていたが、フェデラーに土をつけた戦いぶりは続々と海外メディアから称賛を浴びている。
第1セットの第12ゲーム、15-30で迎えた局面だった。ここを落とすと、第1セットを奪われるところだったが、落ち着き払った見事なショットで状況を打開した。
錦織のサービスに対して、フェデラーはフォアで強烈なリターン。コースぎりぎりにきたショットに対して、錦織は右手一本を精いっぱい伸ばして片手バックハンドでラケットに当てた。必至に食らいついたショットは、ストレートにライン上にポトリ。懸命に追うフェデラーも届かない、見事な一打だった。
結局、第1セットを競り勝った錦織は、第2セットも6-3で奪ってストレート勝ち。フェデラーにとっては今大会の1次リーグ通算46試合目で初のストレート負けだった。この劇的なアップセットを海外メディアも続々と伝えている。