米国の体操女王が衝撃宙返り 高さは3.7メートル…母国メディア脱帽「現実離れしたスキル」
パリ五輪に向けた体操の米国女子選考会が6月30日(日本時間7月1日)、ミネソタ州ミネアポリスで行われ、2016年リオデジャネイロ五輪4冠のシモーネ・バイルズが3度目の五輪出場権を獲得した。床運動では圧巻の演技。3.7メートル跳躍した宙返りの瞬間に、米メディアは「現実離れしたスキルだ」と衝撃を伝えている。
シモーネ・バイルズがパリ五輪出場権獲得
パリ五輪に向けた体操の米国女子選考会が6月30日(日本時間7月1日)、ミネソタ州ミネアポリスで行われ、2016年リオデジャネイロ五輪4冠のシモーネ・バイルズが3度目の五輪出場権を獲得した。床運動では圧巻の演技。3.7メートル跳躍した宙返りの瞬間に、米メディアは「現実離れしたスキルだ」と衝撃を伝えている。
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実力を示した。床運動で演技するバイルズ。助走をつけて勢いよく跳び上がると、圧倒的な高さを記録した。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」の五輪とパラリンピック専門Xは、決定的瞬間を捉えた1枚を公開。地面から頭の先までの高さが12フィート(約3.7メートル)に達していたと紹介した。
米紙「USAトゥデー」のスポーツとエンタメの専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「シモーネ・バイルズが米国五輪選考会の床運動で12フィート跳躍、会場が沸いた」との見出しで記事を掲載。「バイルズは明らかに驚異的なアスリートだが、彼女の現実離れしたスキルが週末に示された」と伝えた。
記事では、「いつも通り、彼女はテイラー・スウィフトの音楽に合わせた信じられないような床運動のルーティンで本当に輝きを放っていた」と絶賛。「バイルズの床運動での最初のタンブリングは真に衝撃的で、あまりの速さに回転数を数えるのはほぼ不可能だった」と脱帽していた。
27歳のバイルズはリオデジャネイロ五輪で個人総合、跳馬、床運動、団体総合の4冠を達成。2021年の東京五輪では団体総合で銀メダル、平均台で銅メダルだった。パリでの王座奪還はなるだろうか。
(THE ANSWER編集部)