陸上日本選手権の裏で…男子100m今季世界最高9秒77が誕生、サニブラウンのパリ五輪強敵に
陸上のパリ五輪代表選考を兼ねたジャマイカ選手権は29日(日本時間30日)、男子100メートル決勝でキシェーン・トンプソンが9秒77(追い風0.9メートル)の今季世界最高タイムで優勝した。
キシェーン・トンプソンが世界歴代9位タイの好タイム
陸上のパリ五輪代表選考を兼ねたジャマイカ選手権は29日(日本時間30日)、男子100メートル決勝でキシェーン・トンプソンが9秒77(追い風0.9メートル)の今季世界最高タイムで優勝した。
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日本選手権の裏でスプリント大国ジャマイカでも熱いレースが繰り広げられた。6レーンのトンプソンはスタートこそ決して速くなかったものの、脚を回すごとにぐんぐん加速。50~60メートル付近で先頭に立つと、大きなストライドでそのまま他7人を圧倒した。9秒77は今季世界最高で世界歴代9位の好タイム。23歳のトンプソンは昨年ダイヤモンドリーグデビューし、これまでに大きな国際大会での実績はないものの、ジャマイカ期待の成長株だ。
一気にパリ五輪のメダル候補に躍り出て、日本のサニブラウン・ハキームらのライバルになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)