毎日見ても呆然、畏敬 ナイン&指揮官が本音で明かす“大谷翔平評”「いつもWOW」「感謝しないと」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、26日(日本時間27日)の敵地ホワイトソックス戦で10試合連続打点の球団新記録を達成するなど好調を維持している。フルタイムの指名打者としてメジャー史上初のMVP受賞も視野に入れる中、米メディアは同僚や首脳陣による大谷評を紹介。数々の言葉から、間近で見守る仲間も畏敬の念を抱いていることが伝わってくる。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」が紹介
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、26日(日本時間27日)の敵地ホワイトソックス戦で10試合連続打点の球団新記録を達成するなど好調を維持している。フルタイムの指名打者としてメジャー史上初のMVP受賞も視野に入れる中、米メディアは同僚や首脳陣による大谷評を紹介。数々の言葉から、間近で見守る仲間も畏敬の念を抱いていることが伝わってくる。
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大谷のバットが止まらない。26日のホワイトソックス戦に「1番・DH」で出場。2戦連続の先頭打者弾となる25号ソロを放った。これで10試合連続打点の球団新記録を達成。毎年得意とする6月の成績はここまで23試合で打率.310、11本塁打、OPS1.161と今季も驚異的だ。26日終了時点で打率(.322)、本塁打(25本)、OPS(1.045)はリーグトップ。打点も1位に3差の61打点と三冠王も射程圏内だ。
指名打者専任の選手がリーグMVPを受賞した例はゼロ。また、前年度のMVP選手が翌年に別のリーグでMVPに輝いたこともない。しかし、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「オオタニの打撃を見ていると、彼はその両方を実現する初めての選手になるかもしれない」と指摘する。「最近のショウヘイ・オオタニの歴史へと向かう行進の内側」と題する記事では、周囲が本音で語った“大谷評”を紹介している。
記事は「彼が一振りで生み出す力は、近くで定期的に見ている人たちですら呆然とさせている。彼がボールを飛ばすその距離は、コーチやチームメートを当惑させている」とする。フレディ・フリーマン内野手は「時には一歩下がって、このような選手がいることに感謝しなければならない」と感嘆。タイラー・グラスノー投手は「みんなのリアクションはいつも“ワオ”って感じさ」と証言する。
投手としてリハビリ中であるにもかかわらず、圧倒的な数字を残す大谷。デーブ・ロバーツ監督は「彼は偉大になることに夢中なんだ」と向上心の高さを表現。コンディショニングコーチであるトラビス・スミス氏も「自分にとってベストだと思ったら、彼はなんだって惜しみなくやるんだ」と話す。クレイトン・マッカロー一塁コーチも「彼の記憶力は凄い。彼はとても聡明なんだ」と絶賛する。
ウォーカー・ビューラー投手は、大谷が10年7億ドル(1014億円=当時)という異次元契約で入団したことを引き合いに、こう表現した。「彼は史上最高の選手だ。だから、うちは球界の他の誰と比べても倍以上の金を彼に与えたんだ。そして彼はその理由を証明し続けている。彼は本当に素晴らしいよ」。新天地での1年目はすでに半分を消化。しかし、新たな仲間の驚きは止まないようだ。
(THE ANSWER編集部)