宇野昌磨を後押し 愛ある日本人ファンに海外脚光「ショウマ・アット・ホーム」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が92.49点で首位発進。序盤のコンビネーションジャンプで転倒しながら地力の違いを見せつけ、日本のファンの声援に応えた。海外メディアは宇野を温かく後押しした母国ファンに脚光。「愛情あふれる日本の観衆」「ショウマ・アット・ホーム」などと伝えている。
転倒も首位発進、後押ししたファンに海外メディア注目「愛情あふれる日本の観衆」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、男子ショートプログラム(SP)で宇野昌磨(トヨタ自動車)が92.49点で首位発進。序盤のコンビネーションジャンプで転倒しながら地力の違いを見せつけ、日本のファンの声援に応えた。海外メディアは宇野を温かく後押しした母国ファンに脚光。「愛情あふれる日本の観衆」「ショウマ・アット・ホーム」などと伝えている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
宇野の名前がコールされると、無数の日の丸が揺れた。今季の新プログラム「天国への階段」を演じたSP。冒頭のコンビネーションジャンプで転倒すると、立ち上がる宇野を奮い立たせるように客席から大きな拍手が降り注いだ。温かい後押しを力に変え、後半は力強い演技を披露。堂々の首位発進を飾った。
今年は広島で行われるNHK杯。海外メディアも日本のファンの力強い後押しに注目している。フランス紙「レキップ」は「NHK杯:ショウマ・ウノ・アット・ホーム」と特集し、「ショウマ・ウノは日本の観衆による絶対的なサポートを受けることができた」と演技をレポートしている。また、英スポーツ専門局「ユーロスポーツ」は「ショウマ・ウノが金曜日、愛情あふれる日本の観衆を前にして煌めくようなパフォーマンスを見せた」とつづり、選手を温かく後押しするファンについて言及している。
日本のフィギュアファンといえば、自国選手に対する熱烈な応援のみならず、海外選手の国旗も振って声援を送るなど、フェアな姿勢が度々スポットライトを浴び、今大会に参戦している女子のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は「世界一最高のファンがいる」とSNSにつづり、NHK杯出場を待ちわびたほどだ。
GPシリーズ連勝を目指す宇野。母国の声援を受けながら、表彰台の真ん中で勇姿を見せる。
(THE ANSWER編集部)