「朝の練習はあくびが止まらず…」 V賞金5400万円へ、小祝さくらがマイペースの6打差独走
度重なる時間変更中、渋野日向子ら海外メジャーをチェック
最終Rまでの消化を想定して打撃練習は、全選手が「20球」に制限されていた。しかし、打ち終わった頃にスタートが同8時に変更。その後、午後1時に。大半の選手が宿舎に戻ったが、小祝はコースに居続けた。「足のケアとかをしていました。風呂場に行って寝たりとかも」
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スマートホンで海外メジャー・KPMG全米女子プロ選手権の速報も見ていた。山下美夢有が2位、渋野日向子が5位で第3Rを終え「美夢有ちゃん、すごい。シブコも」と喜んだ。もっとも、3週前の全米女子オープンを9位で終えた小祝自身も、出場権は持っていた。
ただ、本人は無関心で「出る気は全くなかったので、知りませんでした」「やっぱり海外に行くのはしんどいです。全米女子オープンはうまくいきましたが、私は日本でやるのがいいです」と“国内ファースト”を言い続けた。
2位に6打差をつけたが、「最後までどうなるかわからない。このコースはティーショットがカギになるので、そこの集中力は最後まで続けたいです」と気を引き締めた。実行できれば、今季2勝目、通算11勝目、ツアー史上最高額の優勝賞金5400万円が近づいてくる。
(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)