村田諒太の“疑惑の判定” 再戦要求のWBA会長が謝罪「この論争に心痛めている」
WBA会長は「目指すところは明確な判定と透明さ」と明言も後味残る結末に
さらに、メンドサ会長のSNS上での謝罪のコメントを紹介した。
「私のつけたスコアでは、117-110でムラタの勝利だった。まず第一に、リョウタ・ムラタと帝拳プロモーション、そして、日本のボクシングファンに謝罪します。このダメージを埋めるにふさわしい言葉はありません。チャンピオンシップ委員会には再戦を要求します」
このように日本のファンに対して頭を下げ、異例の再戦を求めている。
「この問題による論争に心を痛めています。私の目指すところは、明確な判定と透明さを全てのボクシングファンに提示することです」
メンドサ会長はクリーンなボクシングを目指しているとしたが、今回、「透明さ」からかけ離れた判定によって後味の悪さが残ったのは事実。村田の世界王者挑戦は、まさかの結末によって終わってしまった。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer