BreakingDown公式レフェリー・鬼木貴典氏 余命2か月&ステージ4のがん告白「医師からもこれ以上手立てがありませんと…」
格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の公式レフェリー・鬼木貴典氏が5月18日、自身のXでステージ4の癌を患っていることを明かした。医師から告げられた余命も2か月を切っていることを告白。「今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」と説明した。
自身のXで説明「今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」
格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の公式レフェリー・鬼木貴典氏が5月18日、自身のXでステージ4の癌を患っていることを明かした。医師から告げられた余命も2か月を切っていることを告白。「今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」と説明した。
鬼木さんは自身のXで「私、鬼木貴典はこれまでメインレフェリーとしてお手伝いさせて頂いていた、次回大会のブレイキングダウンのお仕事を辞退させて頂くことになりました」と報告。「私事で、大好きなブレイキングダウン関係者の皆様をはじめ、格闘技関係者の皆様、選手、お客様に大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません」と謝罪した。
理由については「ステージ4の癌」と告白。「数年前から患っていたのですが、病状が悪化し足が思う様に動かなくなり、サイドステップ、バックステップなどレフェリーに必要な機敏な動きが出来なくなりました。今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」と現状を説明した。
「医師からもこれ以上手立てがありませんと告げられ、医師から告げられた余命も残り2ヶ月をきりました。宣告を受けた時、妻が横で号泣していて、これ以上心配させたくなくて強気で『なんとかなる、俺は悪運強いからっ』と明るく振る舞って自宅まで帰りましたが、本心は怖くてたまりませんでした」
4月には全額自費負担の自由診療を受けることにしたそうで「既に5度診断を受け、癌のマーカーの数値、黄疸の数値も下がり希望の光が見えました」と回顧。しかし、全ての治療には1000万円以上かかると説明を受け「治るかもわからない病気に、そして私がこの世からいなくなった後に家族に迷惑をかけるわけにはいかないもいかないと思い、自分の運命を受け入れ、治療を続けること断念しました」とも記した。