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涙の2位から7か月、桑木志帆が悲願の初Vへ1打差 父の日に「良い形で恩返しできたら」

女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスの第2日が15日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6584ヤード、パー72)で行われ、首位で出たツアー未勝利の桑木志帆(大和ハウス工業)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーで1打差の2位につけた。今季はトップ10入りが6度。昨季は2位が3度と何度も悔しさを味わった21歳が、初優勝へ好位置につけた。

ニチレイレディス第2日に出場した桑木志帆【写真:Getty Images】
ニチレイレディス第2日に出場した桑木志帆【写真:Getty Images】

ニチレイレディス第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスの第2日が15日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6584ヤード、パー72)で行われ、首位で出たツアー未勝利の桑木志帆(大和ハウス工業)が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算7アンダーで1打差の2位につけた。今季はトップ10入りが6度。昨季は2位が3度と何度も悔しさを味わった21歳が、初優勝へ好位置につけた。

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 崩れそうでも踏ん張った。前半1つ伸ばした桑木。しかし後半は12、13番で連続ボギーを叩いて後退した。それでも14、16番で取り返し、最後はバウンスバック。17番パー3でボギーを叩くも、最終18番パー5で10メートルのロングパットを沈めた。「あまり調子は良くないけど、上手くまとめられた」と話した。

 岡山市で生まれ育ち、同郷の渋野日向子とはジュニア時代からともにプレーした21歳。2021年6月に行われた最終プロテストに一発合格。黄色のボールがトレードマークだ。ジュニアの頃からカラーボールを使用していたそうで「一応、テーマカラー」と明かす。

 昨季2位が3度。初優勝に手をかけながら、何度も悔しさを味わってきた。昨年11月のTOTO ジャパンクラシック以来となる最終日最終組。当時は稲見萌寧に逆転を許し、グリーン上で涙ぐみながらも勝者を称える姿が話題になった。

 あの涙から約7か月。悲願の初Vへ「緊張すると思うけど、久しぶりなのですごくワクワクしている。ミスが続いても待っていればチャンスがくる。焦らないこと」とポイントを挙げた。16日は父の日。「良い形で恩返しができたら」。自身にも父にも、最高のプレゼントを用意する。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)


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