ジョコも笑った フェデラー、“ネット際の神反応”に海外衝撃「一体どうやって??」
男子テニスのパリ・マスターズは3日、シングルス準決勝で世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)が同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-7、7-5、6-7の大熱戦の末にフルセット負け。しかし、第1セットには37歳とは思えない“神反応”で沸かせた。ネット上部にかかってイレギュラーし、顔面付近を襲ったショットを打ち返し、思わずジョコビッチも笑った瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、海外ファンに「一体どうやったらできるの???」と驚愕が広がっている。
ネットに当たって軌道が変わり、顔面付近を襲ったボールを打ち返す超美技に喝采
男子テニスのパリ・マスターズは3日、シングルス準決勝で世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)が同2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に6-7、7-5、6-7の大熱戦の末にフルセット負け。しかし、第1セットには37歳とは思えない“神反応”で沸かせた。ネット上部にかかってイレギュラーし、顔面付近を襲ったショットを打ち返し、思わずジョコビッチも笑った瞬間をATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開し、海外ファンに「一体どうやったらできるの???」と驚愕が広がっている。
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フェデラーは反射神経も超一流だった。第1セット第8ゲームだった。フェデラーのサービスは互いに譲らないストローク戦。しかし、フェデラーは機を見て強烈なフォアハンドをジョコビッチのフォアサイドに打ち込むと、一気に前進し、ネットプレーに出た。ジョコビッチの鋭いフォアハンドはネット上部に当たって軌道が変わり、弾むようにしてフェデラーの体を襲った。
ただ、次の瞬間だった。フェデラーは構えていたラケットを咄嗟にずらし、顔面付近を襲ったボールに当てたのだ。しかも、図らずもドロップ気味となったショットは綺麗にネットを越え、目前で弾んだ。フェデラーのポイントとなり、ジョコビッチも信じられないといった様子で苦笑い。一瞬、何が起こったのか分からない観衆も、どよめきの後に遅れて、大熱狂となった。
「テニスTV」公式インスタグラムは「37歳だが、彼のリアクションを否定できる者はいない。ロジャー・フェデラーはどれほどすごいのか?!」とつづって動画付きで公開。映像を見ても、フェデラーはサービスラインより前のネット際5メートル付近で反応し、ネットに当たってから0.3秒ほどで打ち返しているからなお驚異的。目の当たりにした海外ファンも大興奮となっている。