全米女子オープンで2度目の優勝

　女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦、全米女子オープン（OP）を制した22歳・笹生優花（フリー）が大会中に見せた“小さな応援団”との交流が注目を集めている。米専門メディアなどは笹生の振る舞いなどをSNSで公開。米ファンからは「優しさに圧倒された」「誇りに思う」といった称賛の声が寄せられている。

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　懸命に声を振り絞った。会場内で「サソウ！　サソウ！」と声を上げて笹生を応援していたファンの少女たち。父親と思われる男性たちが後ろでその光景を微笑ましく眺めている。米専門メディア「ゴルフ.com」のクレア・ロジャース記者が自身のX（旧ツイッター）に「午後8時近くになってもこのファンたちはユウカ・サソウを応援している！」とつづって動画を公開した。

　米ゴルフ専門サイト「ゴルフ.com」の公式Xが「ファンたちはユウカ・サソウが大好き」とつづって公開した動画では、首に優勝メダルをかけたまま少女たちに一人ずつ丁寧にサインする笹生の姿が。脚にギプスをした少女もいたが、そのギプスにもペンを走らせた。応援フラッグや白のタンクトップの背中部分にサインをもらった子も。周囲には笑顔の輪が広がった。

　忙しい日程の中でファンサービスもかかさない笹生。それぞれの投稿には米ファンから「火曜日に現地にいたけど、選手たちがファン全員に見せた優しさに、いい意味で圧倒された。魅力的で、とてもいい光景だったわ」「子供たちの姿を見て喜んでいる父親がとてもクール」「彼女は世界中のファンから称賛されてしかるべきだ。私と娘は大声で叫びながらで彼女を応援し、1位と2位の日本人選手を応援したよ。素晴らしかった。本当に誇りに思う…」と反響が寄せられていた。