大谷翔平、人類最速左腕からの一打が「チャップマンを精神的に傷つける」 地元局称えた巧打
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に「2番・DH」で出場し、8回の第4打席で中前打を放った。マウンドに立っていたのは“人類最速左腕”のアロルディス・チャップマン。低めのスプリットに食らいつき、ゴロではじき返した。
パイレーツ戦に「2番・DH」で出場、8回に初安打
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地ピッツバーグで行われたパイレーツ戦に「2番・DH」で出場し、8回の第4打席で中前打を放った。マウンドに立っていたのは“人類最速左腕”のアロルディス・チャップマン。低めのスプリットに食らいつき、ゴロではじき返した。
大谷はこの打席、カウント2-2から低めの92マイル(約148.06キロ)のスプリットをうまく拾い、中前へ運んだ。初回の打席が空振り三振。3回無死一塁では遊ゴロ、5回1死の打席では空振り三振に倒れており、この試合初安打だった。
ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めたOBのオーレル・ハーシュハイザー氏は、大谷の渋い安打を「これはチャップマンを精神的に傷つけるでしょう。なぜなら彼は打ち取ったと思ったでしょうから」と独特の表現で称えている。
チャップマンは2010年のレッズ時代、大リーグ史上最速となる時速105.1マイル(約169.1キロ)を投げたことで知られる。この対戦での最速は2球目の98マイル(約157.7キロ)だった。
(THE ANSWER編集部)