咄嗟に出た球審への気遣い「彼は常に他人のために…」 大谷が笑わせた“神対応”を米解説絶賛
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4回の第3打席でファウルチップを打った際には球審を気遣い、笑顔で交流する場面が見られた。米実況席も注目。「彼の心は常に他人のために拍動しています」と称えた。
本拠地ロッキーズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が2日(日本時間3日)、本拠地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。4回の第3打席でファウルチップを打った際には球審を気遣い、笑顔で交流する場面が見られた。米実況席も注目。「彼の心は常に他人のために拍動しています」と称えた。
即座に振り向いた。3-0とリードして迎えた4回1死一塁の第3打席。カウント1-2からの7球目をフルスイングすると、打球は捕手の近くでバウンドするファウルチップとなった。大谷はすぐに背後の無事を確認。笑顔で何か話しかけながら、球審の胸を軽く叩いた。球審も大谷の腰に軽く手を添え、微笑んでいた。
試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席もこの友好的な交流に注目。実況のスティーブン・ネルソン氏が「ジェイコブ・ストーリング(捕手)が無事か確認している。球審のネイト・トムリンソンに対しても同じだ」と取り上げ、「私たちは彼の選手としての優れた能力に光を当てるが、それに加えてこの人間性だ」と称えた。
解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「これだけ即座にやるところ、彼の心(心臓)は常に他人のために拍動しています」と迷いなく出た気遣いを絶賛していた。大谷はこの日3打数無安打。6回に打撃妨害、9回に敬遠で出塁している。チームは4-0で勝利した。
(THE ANSWER編集部)