41歳中国人のヘビー級KO劇に海外衝撃 ワイルダー仰向けダウンは「反則」「引退してくれ」
ボクシングのヘビー級12回戦が1日(日本時間2日)、サウジアラビアで行われ、41歳の張志磊(チャン・ツィーレイ、中国)が元世界王者デオンテイ・ワイルダー(米国)に5回KO勝ちした。かつての最強王者を撃破。海外ファンは「反則ショット」「ワイルダーは引退してくれ」と熱狂している。戦績は張が27勝(22KO)2敗1分け、38歳のワイルダーが43勝(42KO)4敗1分け。
右カウンターが炸裂
ボクシングのヘビー級12回戦が1日(日本時間2日)、サウジアラビアで行われ、41歳の張志磊(チャン・ツィーレイ、中国)が元世界王者デオンテイ・ワイルダー(米国)に5回KO勝ちした。かつての最強王者を撃破。海外ファンは「反則ショット」「ワイルダーは引退してくれ」と熱狂している。戦績は張が27勝(22KO)2敗1分け、38歳のワイルダーが43勝(42KO)4敗1分け。
衝撃KOが生まれた。互いの距離が詰まった5回。張はカウンター気味の右ショートをお見舞いした。ぐらついたワイルダーを攻め、追撃の右フックを着弾。身長201センチの巨体を仰向けにダウンをさせた。ワイルダーは立ち上がったが、ぐらついた状態。目を見たレフェリーが試合を止めた。
米スポーツチャンネル「DAZN」公式Xが動画を公開。海外ファンからは「Wow!!!」「レフェリーに何を言ったの?」「この後のパンチが決定打だったね」「反則ショット」と衝撃を受けた様子の反応のほか、「DW(デオンテイ・ワイルダー)は引退してくれ」「自分はワイルダーのファンではないけど、こういうのは見たくなかった」と敗者への厳しい声も上がった。
張は暫定ではあるが、アジア人初の世界ヘビー級王座を獲得した選手。アマチュア時代の2008年北京五輪では銀メダルに輝いた。
(THE ANSWER編集部)