競泳・渡部香生子が引退発表 世界水泳平泳ぎ金の27歳「これから水泳に恩返しする活動もしたい」
競泳・渡部香生子が1日、インスタグラムで現役引退を発表した。4大会連続の五輪出場を目指していたが、3月の代表選考会で落選。27歳で23年の競技生活に終止符を打った。
渡部香生子が引退
競泳・渡部香生子が1日、インスタグラムで現役引退を発表した。4大会連続の五輪出場を目指していたが、3月の代表選考会で落選。27歳で23年の競技生活に終止符を打った。
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2015年世界水泳では200メートル平泳ぎで優勝。200メートル個人メドレーでも準優勝だった。平泳ぎの第一人者として12年ロンドン五輪、16年リオ五輪、21年東京五輪に出場。4大会連続の五輪出場を目指した3月の代表選考会で振るわず、パリ五輪の出場権は得られなかった。
インスタグラムでは「いつも応援してくださる皆様へ」と切り出し、「この度、3月に行われた代表選考会を最後に競技を引退することを決意しました」と報告した。23年の競技生活を振り返り、「物心のついた時から生活の中心であった水泳を離れることに寂しさもありますが、競技者としては後悔がないのが本音です」と心境をつづった。
支えたくれた人への感謝をつづり、「これからのことは少しずつ考えているところですが、お世話になった水泳に恩返しができるような活動もしていきたいと思っています。第2のステージでも成長し続けることを目標に、何事も楽しみながら頑張っていきたいと思います」とした。
(THE ANSWER編集部)