ゴルフ全米女子OPで世界1位に悲劇 パー3でまさかの「10」大叩き、池ポチャ3連発に「私も人間よ」
ゴルフの海外メジャー・全米女子オープンは30日、ランカスターCC(6629ヤード、パー70)で開幕し、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)が12番パー3で10打を叩くアクシデントがあった。今季は出場5連勝を含む6勝を挙げている実力者。優勝候補の大本命がまさかの出遅れとなった。
全米女子オープンでネリー・コルダにアクシデント
ゴルフの海外メジャー・全米女子オープンは30日、ランカスターCC(6629ヤード、パー70)で開幕し、世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)が12番パー3で10打を叩くアクシデントがあった。今季は出場5連勝を含む6勝を挙げている実力者。優勝候補の大本命がまさかの出遅れとなった。
予想外の展開だった。1ボギーで迎えた前半12番パー3。コルダは183ヤードからの第1打をグリーン奥のバンカーに入れた。寄せようとしたアプローチショットは傾斜を下って対峙するクリークへ。1打罰を加え、クリーク越えの打ち直しの4打目も6打目もともにクリークへ。計3度の“池ポチャ”で、途中にはしゃがみ込む場面もあり、結局このホールだけで10打を叩いた。
米ゴルフ専門サイト「ゴルフ.com」は「ネリー・コルダの悲惨なメジャー初戦は、彼女の顕著な欠点を明らかにした」と題した記事で、コルダのコメントを伝えている。記事によると、1打目までに前の組を30分待っていたといい、コルダは「ティーボックスの少し後ろのクラブ1本分あたりにティーアップしたの。6番アイアンで打ったんだけど、風を突き抜けていった感じだった」とオーバーしたティーショットを振り返った。
さらに「打ったとき、ロケットのように飛んで行った。これについては何もできなかった」と風の影響に脱帽した様子。「私も人間。今日はただ悪い日だった。それしか言えない」と悪夢の1日を表現していた。
初日を終えて、首位の笹生優花とは12打差の137位。今季好調の実力者が巻き返しを図る。
(THE ANSWER編集部)