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世界的ボクシング興行にいた日本人…「誇らしい!」 最強ロマチェンコの手を握り「名誉だ」の声

ボクシングのIBF世界ライト級王座決定戦12回戦が12日、オーストラリア・パースで行われ、36歳のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がジョージ・カンボソスJr.(豪州)に11回TKO勝ちした。元世界同級3団体統一王者同士の一戦で3年7か月ぶりの世界王座返り咲き。世界的ビッグマッチを裁いた日本人レフェリーに「誇らしい!」「中村さんだ!!」と注目が集まっている。

ジョージ・カンボソスJr.に11回TKO勝ちし、世界王座返り咲きを果たしたワシル・ロマチェンコ(右)【写真:Mikey Williams/Top Rank】
ジョージ・カンボソスJr.に11回TKO勝ちし、世界王座返り咲きを果たしたワシル・ロマチェンコ(右)【写真:Mikey Williams/Top Rank】

ロマチェンコ復活勝利のリングに注目

 ボクシングのIBF世界ライト級王座決定戦12回戦が12日、オーストラリア・パースで行われ、36歳のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がジョージ・カンボソスJr.(豪州)に11回TKO勝ちした。元世界同級3団体統一王者同士の一戦で3年7か月ぶりの世界王座返り咲き。世界的ビッグマッチを裁いた日本人レフェリーに「誇らしい!」「中村さんだ!!」と注目が集まっている。

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 復活したロマチェンコの左手を握ったのは、中村勝彦レフェリーだった。試合のほとんどがロマチェンコペース。打ち続けながら相手の反撃は受けない持ち前のボクシングを発揮し、11回に左ボディーを突き刺した。再開後も連打を浴びせ、試合を止めた中村氏。気丈に振る舞い、メインイベントで大役を果たした。

 ロマチェンコは階級を超えた格付けランク「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」のかつての絶対的王者。「ハイテク(精密機械)」の異名を持ち、超高精度のパンチや抜群のスピードと技術で相手に何もさせずに勝つ試合を積み重ねてきた。2020年10月に王座陥落して以来の返り咲きだ。

 日本のボクシングファンにも感動を呼ぶ試合だったが、Xでは中村氏にも「誇らしい!」「選手だけでなくレフェリーも世界で活躍していますね」「名誉なことですよね!!」「海外でも大活躍!!」「ロマ×カンボソスのレフェリー中村さんだ!!!!」と称賛や驚きの声が上がっている。

 日本開催の世界戦、後楽園ホールの興行でも試合を裁く中村氏。世界が注目する試合でも仕事を全うしていた。

(THE ANSWER編集部)

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