井上尚弥の芸術性を表現したネリ被弾の1枚 世界的カメラマンに「迫力ある」と称賛の声
世界的な日本人カメラマンが撮影した一枚が国内外から称賛を集めている。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に左フックを当てた瞬間が、1909年創刊の英専門誌の表紙に採用。飛び散るネリの汗まで収めた写真が公開されると、「臨場感に溢れている」と称賛の声が寄せられている。
世界的ボクシングカメラマンの福田直樹氏が撮影
世界的な日本人カメラマンが撮影した一枚が国内外から称賛を集めている。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に左フックを当てた瞬間が、1909年創刊の英専門誌の表紙に採用。飛び散るネリの汗まで収めた写真が公開されると、「臨場感に溢れている」と称賛の声が寄せられている。
両目を開いてしっかりと相手を見据えたモンスターが、左フックでネリの顔面を捉えた。
ネリの口が歪み、汗が飛び散る。画面の下部には「MASTER AT WORK(仕事中の達人)」の文字。芸術性が表現され、世界最古とされるボクシング専門誌「ボクシング・ニュース」の最新号の表紙を飾った一枚だ。
リングサイドから撮影したのは、世界的ボクシングカメラマンの福田直樹氏だ。インスタグラムに実際の画像付きで「英国『ボクシングニュース』最新号(5月9日発売)の表紙に、井上尚弥vsネリ戦の写真を使用していただきました」と紹介した。
日本選手の試合が同誌の表紙になったのは、創刊115年で4度目。そのうち3度が井上、1度が村田諒太氏だったという。4度全て福田氏の写真。今回の一枚に対し、コメント欄では称賛の声が寄せられた。
「今回の写真も臨場感に溢れていますね」
「めちゃくちゃ迫力のあるいい写真」
「素晴らしいです!」
さらに同誌の公式Xも「最新の表紙をご紹介」とつづって写真を公開。日本のファンから「この表紙かっこ良すぎる~」と感激のコメントが書き込まれたほか、海外ファンからも「表紙の新しいデザイン大好き」と称えられている。
井上は6回1分22秒TKO勝ち。34年ぶりの東京Dボクシング興行で4万3000人の観衆を熱狂させていた。