死闘の立役者 延長10回窮地救うレーザー送球に米ファン喝采「とんでもないロケット」
米大リーグのワールドシリーズ(WS)第3戦が26日(日本時間27日)ドジャースタジアムで行われ、WS史上最長となる延長18回、7時間20分の死闘の末、ドジャースが3-2でレッドソックスにサヨナラ勝ち。対戦成績を1勝2敗とした。敗れれば後がなくなっていたドジャースが執念を見せつけた格好だが、チームを救ったビッグプレーは延長10回だ。中堅手のコーディ・ベリンジャーがレーザービームを炸裂させ、三塁走者を間一髪で刺すシーンをMLBが動画で公開。ファンの喝采を浴びている。
ベリンジャーがレーザービームでチームの危機を救う
米大リーグのワールドシリーズ(WS)第3戦が26日(日本時間27日)ドジャースタジアムで行われ、WS史上最長となる延長18回、7時間20分の死闘の末、ドジャースが3-2でレッドソックスにサヨナラ勝ち。対戦成績を1勝2敗とした。敗れれば後がなくなっていたドジャースが執念を見せつけた格好だが、チームを救ったビッグプレーは延長10回だ。中堅手のコーディ・ベリンジャーがレーザービームを炸裂させ、三塁走者を間一髪で刺すシーンをMLBが動画で公開。ファンの喝采を浴びている。
歴史的死闘の立役者はこの男かもしれない。延長10回表、1死一、三塁の場面。打席には代打のヌネス。3球目をはじき返した打球は中堅への飛球だ。犠飛には十分な打球かと思われたが、ベリンジャーは前進しながら捕球し、勢いをつけてノーバウンドで本塁へバズーカのような送球。タッチアップで本塁へ突入した三塁走者イアン・キンズラーを、間一髪で見事タッチアウトに仕留めてみせたのだ。
勝ち越しを許さないビッグプレー。MLB公式インスタグラムは「ピンチ脱出。THEベリンジャー」とつづり、動画を公開。強肩ぶりでファンを興奮させている。
「グレイトなプレー!」
「とんでもないロケット」
「まごうことなきベリンジャーの爆弾」
「狂気」
「なんというプレー」
「キャノン」
「恐ろしい返球」
「すさまじいダブルプレー」
「返球がいいのではなく、キンズラーが遅過ぎる」
「美しい」
ベリンジャーへの称賛の声が続々と上がっていた。タッチアップを許していれば、この回で終わっていたかもしれない。延長18回の死闘を制したドジャース。表のヒーローがサヨナラ弾のマンシーなら、陰のヒーローはベリンジャーだろう。
(THE ANSWER編集部)