大谷11号被弾で漏れた嘆き「陥ってはいけないんですよ…」 3戦4発の絶好調男に「外れるはずだった」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたマーリンズ戦の初回に11号2ランを放ち、大リーグ単独トップに立った。4日(同5日)のブレーブス戦から3試合連続、4本目の本塁打に、敵地側の放送席では、解説者が嘆きを連発している。「不利なカウントに陥っては…」と、打たれるべくして打たれたと言いたげだ。
マーリンズ側の放送席、解説者の嘆き止まらず
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われたマーリンズ戦の初回に11号2ランを放ち、大リーグ単独トップに立った。4日(同5日)のブレーブス戦から3試合連続、4本目の本塁打に、敵地側の放送席では、解説者が嘆きを連発している。「不利なカウントに陥っては…」と、打たれるべくして打たれたと言いたげだ。
2点を追う初回1死一塁で打席に立った大谷は、先発右腕ムニョスの5球目を真っすぐ中堅へはじき返した。打球速度107.6マイル(約173.1キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の大アーチがバックスクリーンへ。チームは2-2の同点に追いつき、大谷は本塁打ランキングで大リーグ単独トップに浮上した。
打ったのは96マイル(約154.5キロ)の直球。これに米フロリダ州の地元放送局「バリー・スポーツ・フロリダ&バリー・スポーツ・サン」実況席は、嘆きを連発している。
実況のポール・セベリーノ氏が「彼は絶好調です」とここ3戦で4本目の本塁打を放った大谷に触れると、解説のジェフ・ネルソン氏は「不利なカウントに陥ってはいけないんですよ……」として、絶好調の打者を攻め切れていないと指摘。
続けて「ストライクゾーンに入ってしまいました。ベルトよりも高い位置でしたね」「この速球はストライクゾーンから外れるはずの球でした。それがストライクゾーンに入ってしまった」と、捕手が外そうとしたボールが浮いて外角高めに行ってしまったと、制球ミスを指摘して再び嘆いている。
また、ドジャースのベッツ、大谷、フリーマンと並ぶ打線に触れ「このラインナップには穴がない。彼らを打ち取るために投げられるっていう男はいない。ドジャースのラインナップは1番から9番まで、叩きのめしてくる。ピッチャーとしてはコントロールをしっかりしないといけない」と投手陣の反省を促していた。
(THE ANSWER編集部)