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錦織が「希望を増大させる」 ファイナル出場圏内浮上に米放送局も注目「9位浮上」

男子テニスのエルステバンク・オープンは26日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク11位の錦織圭(日清食品)が同7位で第1シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6-3、6-1で破り、4強進出を果たした。年間ランキングで9位に付けていたジョン・イスナー(米国)を抜いた錦織について、海外メディアは「ATPファイナル出場の希望を増大させる」と報じている。

完勝で4強入りを果たした錦織圭【写真:Getty Images】
完勝で4強入りを果たした錦織圭【写真:Getty Images】

ティエムに勝利でファイナル出場権内の9位に浮上

 男子テニスのエルステバンク・オープンは26日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク11位の錦織圭(日清食品)が同7位で第1シードのドミニク・ティエム(オーストリア)を6-3、6-1で破り、4強進出を果たした。年間ランキングで9位に付けていたジョン・イスナー(米国)を抜いた錦織について、海外メディアは「ATPファイナル出場の希望を増大させる」と報じている。


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 圧巻の内容でティエムを撃破した錦織が、ロンドンで行われる2年ぶり4度目のファイナルの舞台に大逆転で進出しようとしている。

 米放送局「ESPN」は「ケイ・ニシコリはウィーンでドミニク・ティエムを倒し、ATPファイナル進出の希望を増大させる」と特集。年間ポイント上位8人が参戦するWTAファイナルは、出場権を手にしていたフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が膝の骨折で欠場決定。9位まで出場枠が広がっていた。

 最新のランキングでイスナーの後塵を拝していた錦織だが、イスナーは今大会の2回戦でガエル・モンフィス(フランス)にストレート負け。4強進出の錦織はポイントで逆転し、一時は絶望視されていたファイナル出場に大きく近づいた。

 記事では「金曜日の勝利で、日本の錦織はジョン・イスナーを抜き去り、ATPファイナル出場争いで9位に上昇し、ティエムの次の順位となった」と報じている。

 ATP公式サイトも「ケイ・ニシコリがATPファイナル出場に向けてステップアップした」と報じており、錦織のファイナル逆転出場の行方に大きな注目が集まっている。

(THE ANSWER編集部)


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