愛され仏名手、試合中に観客を“邪魔”する 海外笑撃「おい、ガエル。見えないよ」
男子テニスのエルステバンク・オープンは25日、シングルス2回戦で世界ランク33位のガエル・モンフィス(フランス)がジョン・イスナー(米国)を6-4、6-4で破り、8強進出。錦織圭(日清食品)とATPツアーファイナル出場権を争う難敵を破った“フランスの愛され男”は、試合中に相手のサーブを待っている間、客席のファンを“邪魔”してしまう珍事が発生し、互いに爆笑。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開すると、海外ファンに「誰がこの男を嫌いになれる?」と笑撃が走っている。
最前列の男性に気づかずフェンスにもたれかかり…最後は互いに爆笑の珍事
男子テニスのエルステバンク・オープンは25日、シングルス2回戦で世界ランク33位のガエル・モンフィス(フランス)がジョン・イスナー(米国)を6-4、6-4で破り、8強進出。錦織圭(日清食品)とATPツアーファイナル出場権を争う難敵を破った“フランスの愛され男”は、試合中に相手のサーブを待っている間、客席のファンを“邪魔”してしまう珍事が発生し、互いに爆笑。ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画付きで公開すると、海外ファンに「誰がこの男を嫌いになれる?」と笑撃が走っている。
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テニス界屈指のエンターテイナーはプレーが止まっていても楽しませる。イスナーがサーブの場面でいったん、間を置いたシーンがあった。すると、ちょうどコート後方のフェンス際に下がっていたモンフィスは、そのままもたれかかった。表情は試合に集中し切っている様子。しかし、ちょうど背後には最前列に座った中年の男性の姿が……。
目の前に立たれてしまい、男性はコートが見えない。周囲の観客と苦笑いを浮かべ、背中を叩いてみようかというジェスチャーをした。すると、モンフィスは急に背後を振り返り、「ああ、気づかなかったよ」とばかりに観客に笑みを返し、お互いに爆笑していた。試合に入り込むあまりに生まれた、なんともユーモアにあふれるシーンだった。
「テニスTV」公式インスタグラムは「おい、ガエル。私は見られないよ」とつづり、動画付きで公開。目の当たりにした海外ファンも「可愛い」「この男はいつも陽気な雰囲気を連れてくる」「彼を見ているのが大好きだ」「誰がこの男を嫌いになれる?」とコメントが相次ぎ、大喜びだった。
米スポーツ専門局「ESPN」も「モンフィスは決して退屈しない。イスナーのサーブを待っている間、彼は近くにいたウィーンの観客と雑談していた」と報じるなど反響を呼んでいたが、試合中にこんなおちゃめな振る舞いを演じていても勝負においてはストレートで快勝。常日頃から奇想天外のプレーで喜ばせる陽気なフランス人はプレー内外でファンを魅了していた。
(THE ANSWER編集部)