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「私、終わるな」 米ツアーから国内に戻り…食事も睡眠も変えた河本結が「勝負の年」に復調気配

女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕。河本結(RICOH)は5バーディー、3ボギーの70で回り、2アンダーで8位と上々のスタートを切った。3シーズン連続でシード権を逃してきたが、今季は開幕から9戦中4度トップ10入りと復調気配。「勝負の年」と定めた25歳は、5年ぶりのツアー通算2勝目の期待もかかる。

国内メジャー今季初戦のワールドレディスサロンパス杯に出場している河本結【写真:Getty Images】
国内メジャー今季初戦のワールドレディスサロンパス杯に出場している河本結【写真:Getty Images】

ワールドレディスサロンパス杯初日

 女子ゴルフの国内メジャー今季初戦・ワールドレディスサロンパス杯が茨城GC東C(6665ヤード、パー72)で開幕。河本結(RICOH)は5バーディー、3ボギーの70で回り、2アンダーで8位と上々のスタートを切った。3シーズン連続でシード権を逃してきたが、今季は開幕から9戦中4度トップ10入りと復調気配。「勝負の年」と定めた25歳は、5年ぶりのツアー通算2勝目の期待もかかる。

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 難コースでも乱れなかった。インスタートの11番でボギーを叩き、迎えた130ヤードの13番パー3。河本はティーショットを6メートルにつけてバーディーを奪った。

「(ピン位置が右サイドで持ち球の)フェードで狙いやすかったので、ここは気合を入れて攻めました」

 攻めと守りのメリハリをつけ、16番パー4、18番パー5でもバーディー。後半に叩いた2ボギーの直後はいずれもバーディーを奪うバウンスバックでスコアを作った。

 1998年度生まれの黄金世代で、2018年度の最終プロテストは9位で合格。19年3月にツアー初優勝を飾り、同学年では畑岡奈紗に続いて米女子ツアーに出場権を手にした。だが、再び国内を主戦場にしてからは低迷。今季はツアー最終予選会(QT)で4位になり、前半戦の出場権を獲得した。

「ここで戻って来られないと『私、終わるな』と思っていました。今年が勝負の年。オフから『ゴルフ100%』で生活してきました」

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