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大谷翔平に「ものすごく失望したよ」 ライバル球団の放送席が打席でボヤいたわけ「ショーが街に」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1打点で5試合ぶりのマルチ安打を記録し、打率を.341とした。今季初見参となる敵地で、放送席は第1打席に放った安打に注目。自打球で痛がった直後に放った打球が「たったの102マイル」だったと、冗談めかして驚いている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

今季初見参のフェニックス、敵放送席の話題も大谷一色

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1打点で5試合ぶりのマルチ安打を記録し、打率を.341とした。今季初見参となる敵地で、放送席は第1打席に放った安打に注目。自打球で痛がった直後に放った打球が「たったの102マイル」だったと、冗談めかして驚いている。

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 大谷は初回の第1打席で中前打を放った。左腕のヘンリーに対しフルカウントからの7球目、外角低めのカーブにうまくバットを合わせた。バットの先だったが超速の打球が投手へ一直線。ヘンリーはギリギリのところで避け、ボールは中前に抜けていった。打球速度は時速102マイル(約164.2)キロだった。

 MLB公式のダイヤモンドバックス側放送席で解説を務めるボブ・ブレンリー氏は「外角低めの隅に投げたカーブだったのに、彼は芯で捉えて二遊間を抜いてしまいました」とバットコントロールのうまさに驚き、実況のスティーブ・ベルティオーム氏は「“たったの”102マイルだったので、バットの当たり所が悪かったんでしょうかね」と冗談めかし、まるであきれたかのような言葉を並べた。

 最近の大谷は27日(日本時間28日)のブルージェイズ戦で自己最速を更新する打球速度119.2マイル(約192キロ)を計測したように、打球速度が注目を集めていたためだ。

 実はこの打席、大谷は自打球を左腰付近に当て、声を上げて痛そうな様子を見せていた。ここでベルティオーム氏は「おっと、ショウヘイは傷めたかもしれません」と声を上げ、ブレンリー氏は「交代させるべきだ。ハッハッハッ」。ベルティオーム氏は再び「少なくとも2、3日はお休みだ」と交代を期待するかのような声を上げていた。

 更に打席前にはベルティオーム氏が「ショウヘイのショーが街へやってきました」。ブレンリー氏も「今日、彼がフィールド上で打撃練習をしてくれなかったから、ものすごく失望したよ」と話題にしていた。両チームは、昨秋のプレーオフでも戦った同地区のライバル。相手チームからも注目を集める大谷の存在感が際立っていた。

(THE ANSWER編集部)


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