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得点圏の大谷に「理解できない」の声→即座にかき消すタイムリー ただじゃ終わらない流石の打撃

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1打点1四球で、8-4で勝ったチームに貢献した。得点圏打率.194。苦戦気味であることに、試合中から米記者が困惑の声を上げていたが、最終打席ではきっちり得点圏でタイムリーを放って見せた。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

敵地ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地フェニックスで行われたダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数2安打1打点1四球で、8-4で勝ったチームに貢献した。得点圏打率.194。苦戦気味であることに、試合中から米記者が困惑の声を上げていたが、最終打席ではきっちり得点圏でタイムリーを放って見せた。

 2回1死満塁で迎えた第2打席。大谷は初球に手を出し、二ゴロ併殺に倒れた。左腕ヘンリーの緩いカーブに反応したものの、チャンスを生かせなかった。簡単にチャンスをつぶしてしまった形となったからか、X(旧ツイッター)上では米記者たちが困惑を隠せなかった。

 米カリフォルニア州の地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」でドジャース番を務めるブレイク・ハリス記者は「ショウヘイ・オオタニが今季、得点圏での打撃が散々な理由が全くもって理解ができない」と反応。米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者も「満塁でのショウヘイ・オオタニ―併殺ゴロ」と結果を速報し、「オオタニは得点圏での打席35度のうち、安打は6度」と伝えていた。

 プランケット記者は「ドジャースは今季、満塁の状況28度のうち、安打は4度(打率.143)」と、ドジャース打線自体が満塁時の打率が低いことも伝えていた。しかし、こうした声も上がる中で大谷もただでは終わらなかった。8回無死一、二塁の第5打席では4番手左腕アレンの2球目、90.5マイル(約145.6キロ)の高めカットボールをとらえた。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)の適時打で、8-4とリードを広げるダメ押し点を叩きだした。

 本来はチャンスに弱くない大谷。打率.341、OPS1.041と数字は残しているだけに、このまま活躍を続ければ自然と得点圏の結果もついてくるはずだ。

(THE ANSWER編集部)


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