「韓国に負けた日本が…」 嘆き止まらない韓国メディア、日本サッカーのパリ決定に続々反応
サッカーのU-23日本代表は29日、カタールで行われた「AFC U23アジアカップ」の準決勝でイラクと対戦。2-0で勝利し、アジア3.5枠のパリ五輪出場権を確保した。これに反応しているのが、インドネシアとの準々決勝に敗れ40年ぶりに五輪進出を逃した韓国のメディアだ。「韓国とは違う」「韓国に負けた日本が……」「日本の長期計画が的中」と、自国の苦しい状況を嘆く報道が相次いでいる。
日韓戦に敗れた日本、イラクを準決勝で下し五輪本戦出場決定
サッカーのU-23日本代表は29日、カタールで行われた「AFC U23アジアカップ」の準決勝でイラクと対戦。2-0で勝利し、アジア3.5枠のパリ五輪出場権を確保した。これに反応しているのが、インドネシアとの準々決勝に敗れ40年ぶりに五輪進出を逃した韓国のメディアだ。「韓国とは違う」「韓国に負けた日本が……」「日本の長期計画が的中」と、自国の苦しい状況を嘆く報道が相次いでいる。
日本は前半28分に細谷真大が先制ゴール、同42分には荒木遼太郎が追加点を奪った。守備も、後半イラクの高さを生かした攻撃に手を焼きながらも無失点と堅実なゲーム運びを見せた。
これを韓国メディア「SPOTV NEWS」は「韓国とは違う日本、8回連続オリンピック出場達成」という見出しで伝えている。「韓国が10大会連続の本選進出に挫折した中で、日本はいつの間にか8回連続。すぐ下まで迫ってきた」「9回連続進出の韓国との差を縮めた」と自国の状況と比較している。
日本と韓国は同じグループリーグB組で、22日に行われた直接対決は1-0で韓国が制している。ただ韓国はその後インドネシアとの準々決勝にPK戦の末破れ、五輪行きを逃した。
韓国紙「スポーツ朝鮮」は「韓国に負けた日本がイラクを2-0撃破」と伝えている。22日に行われた日韓戦の際「グループ2勝、得失点まで同じだった日本は韓国とのグループリーグ最終戦に敗れ組2位だった、大々的なローテーションを稼働して敗れた」として、当時のチームからの変化に驚いているようだ。
また「スポーツソウル」は「日韓戦で敗れてもパリ行きに成功、日本の長期計画は的中した」と報じた。日本は大岩監督がチームを2021年から率いて「組織力を最大化」したのに対し、韓国代表のファン・ソンホン監督は1年に満たず「監督が選手を把握するのも難しい。今大会の敗因だ」と断じている。
(THE ANSWER編集部)