ブーイングに“ダメージゼロ”の微笑み「フフッ」 敵地で大谷翔平の一言が話題「結果で上塗り」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)までの敵地ブルージェイズ3連戦を終えた。昨オフに日米で大騒動となった“トロント移動”の誤報の影響もあり、注目されたカードを振り返る。初戦、第1打席から凄まじいブーイングを浴びたが、これに7号ソロで応えて見せた大谷。試合後にはブーイングを受け入れるコメントを発し、ファンの心を打っていた。
注目された3連戦を振り返る
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)までの敵地ブルージェイズ3連戦を終えた。昨オフに日米で大騒動となった“トロント移動”の誤報の影響もあり、注目されたカードを振り返る。初戦、第1打席から凄まじいブーイングを浴びたが、これに7号ソロで応えて見せた大谷。試合後にはブーイングを受け入れるコメントを発し、ファンの心を打っていた。
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相手はオフに移籍先の最終候補に挙がり、ドジャース入団発表前には“怪情報”が飛び交ったトロント。26日(同27日)の初戦、初回1死の第1打席では、ロジャース・センターの敵地ファンから大ブーイングを浴びた。しかし、これをものともしないのが大谷だ。右越えに7号先制ソロを放ち、敵地の声をお構いなしにかき消した。
ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」がXで公開した試合後の取材では、大谷はブーイングについて問われると「フフッ」と微笑みながらも「びっくりはしなかったですね」とコメント。「ブーイングをされるか、されないかは結果的な話ですけど、これだけ多くの人に入ってもらって……。何て言うんですかね、自分のチームが好きだからこそ、相手の選手にブーイングしたりもすると思うので。そういう熱量はドジャースファンでも、ブルージェイズのファンでも野球好きなんだなという、リスペクトに逆に感じるところかなと思います」と答えた。
この受け答えは日本人ファンの間でも大きな話題に。直後から反響が集まっていたが「心無い雑音も全て結果で上塗りする、ほんと神」「少しもダメージ受けてなくてブルージェイズファンがもはや可哀想」「ホームランで応えるとはさすがスーパースター」などと以降も様々なコメントが集まっていた。
一方、カナダのスポーツメディア「ザ・スコア」公式XはHR動画とともに「ジェイズのファンがオオタニにこれ(ブーイング)を聞かせると、彼はすぐさまホームランを打った」と紹介。敵地ファンは意気消沈し「どんな競技でもスーパースターはブーイングをモチベーションにするんだよ」「ジェイズのファンよ、黙れ!」「ジェイズのファンたちは負け組」「ブーイングは逆効果。相手を本気にさせてしまう」「彼らはこれで本当に泣いてグチグチ言う理由ができてしまったね」などとコメントが書き込まれていた。
(THE ANSWER編集部)