エンゼルス大失速●●●●●○●●●● 直近10戦9敗で迫る最下位1ゲーム差、膨らむ借金8
米大リーグ・エンゼルスは28日(日本時間29日)、本拠地ツインズ戦に5-11で敗れ4連敗となった。これで直近10戦9敗の大失速。序盤はア・リーグ西地区の首位争いに顔を出していたが、気付けば最下位アストロズと1ゲーム差になっている。
ツインズ戦に敗れ4連敗
米大リーグ・エンゼルスは28日(日本時間29日)、本拠地ツインズ戦に5-11で敗れ4連敗となった。これで直近10戦9敗の大失速。序盤はア・リーグ西地区の首位争いに顔を出していたが、気付けば最下位アストロズと1ゲーム差になっている。
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前日は16失点の投壊となったエンゼルス。この日も投手陣が踏ん張れない。先発デトマーズが0-0の4回にミランダから先制適時打を浴びると、5回には5安打を浴び、アデルのまずい守備もあって4失点。その裏、レンヒーフォ、シャヌエルの連続本塁打などで4点を取り返したが、7回には3番手ガルシアが4失点と吐き出した。
7回には主砲トラウトが意地のタイムリーを放つも、8回にメジャーデビューとなったクリストファクが2失点。2戦連続の2ケタ失点となり、そのまま敗れた。地区4位のエンゼルスはこれで今季10勝18敗の借金8に。この日地区最下位のアストロズが勝利し、その差1ゲームに迫られている。
これでエンゼルスは直近の10試合は5連敗、1勝、4連敗と1勝9敗。一時はア・リーグ西地区首位争いをするほどだったが、大失速となった。トラウトが両リーグ最多の10本塁打を放っているが、打点はわずか14。打率.219と決して本調子ではない。先発投手陣もサンドバルが防御率6.33、キャニングが7.50。アンダーソンは1.78と安定しているが、直近3登板で敗戦投手になるなど投打が噛み合わない。
エンゼルスは昨季2度目の満票MVPを獲得した大谷翔平が退団。今季からワシントン新監督を迎え、1番打者には近年結果を残せていなかった2019年のナ・リーグ打点王レンドンを据えてきたが、20日(同21日)のレッズ戦で左太ももを痛め、筋肉の部分断裂でまたも長期離脱が見込まれている。
(THE ANSWER編集部)