大坂なおみ、ラケットへ「Whyyyyyy?」絶叫に脚光 本人は“泣き顔”「実際の気分よ」
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生中継)は24日、1次リーグ第2戦で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6で敗れた。2時間29分の死闘の中ではポイントを奪われ、コートに転がったラケットに「Whyyyyyyyy?」と絶叫する珍リアクションをWTA公式ブログが動画で公開するなど話題を呼び、本人も「実際の気分よ」と“泣き顔”とともにツイートしている。
最終セット、転がったラケットに絶叫…海外ファン同情「あなたはまだまだ若い」
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生中継)は24日、1次リーグ第2戦で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6で敗れた。2時間29分の死闘の中ではポイントを奪われ、コートに転がったラケットに「Whyyyyyyyy?」と絶叫する珍リアクションをWTA公式ブログが動画で公開するなど話題を呼び、本人も「実際の気分よ」と“泣き顔”とともにツイートしている。
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極限の精神状態だった。最終セットの第3ゲーム。大坂のミスからポイントを奪われた直後だ。コートに跪き、目の前に転がったラケットに向かって語り掛けるように「Whyyyyyyyy?」と絶叫。珍しいリアクションだった。夢のWTAファイナル。大きな注目を集めながら、満身創痍の肉体で世界トップ選手とハイレベルな戦いを展開し、追い込まれていた。
2戦続けてミスが相次ぎ、感情が高ぶった今大会を象徴するようなシーン。「WTAインサイダー」公式ツイッターは「『Whyyyyyyyy?』―ナオミ・オオサカ」とつづり、実際に動画を公開した。すると、心配した海外ファンに「どうしたの」「WTAファイナルで何が起こった」「まだ始まったばかり、若い旅を楽しみ続けて」と同情と激励の声が相次いだ。
さらに、本人も反応。「実際の気分よ。今日は懸命にプレーしたけど、勝つことができなかった。でも私は多くのことを学んだわ」と泣き顔の絵文字とともに投稿。こちらにも「あなたはまだまだ若い」「素晴らしい試合だった」「まだ長い道がある。集中し続けてね」「明日リフレッシュしてスタートしよう」「諦めないで」とファンの声が相次いだ。
試合はフルセットの末に惜敗。試合後はラケットを投げたことについて「色々あるけど、完璧主義者なので。自分自身に求めるものが大きい。その上、他人にも期待されると尚更プレシャーが掛かる。そうなるとあれこれ抱え始めて、それが爆発して出てきちゃう」と勝ちたい気持ちが強いゆえに感情コントロールが利かなくなることを明かしていた。
しかし、連敗となってもまだ第3戦のキキ・ベルテンス(オランダ)戦に勝てば、逆転突破の可能性はわずかに残る。もう一度、神経を研ぎ澄まし、本来の大坂らしさをコートでぶつけるしかない。
(THE ANSWER編集部)