「日本はナオミを誇りに思うべき」 大坂、“女子テニス最高の偉人”が最大級の絶賛
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生放送)は24日、この日の試合に先立ち、女子テニス協会(WTA)の創設者である女子テニス界の偉人ビリー・ジーン・キング氏が会見に出席。今季、全米オープンを制し、大躍進した世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)について「日本はナオミを誇りに思うべき」などと最大級の絶賛を並べた。
WTA創設者キング夫人が単独会見「彼女はすでにレジェンドの域に達している」
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナル(シンガポール、DAZN独占生放送)は24日、この日の試合に先立ち、女子テニス協会(WTA)の創設者である女子テニス界の偉人ビリー・ジーン・キング氏が会見に出席。今季、全米オープンを制し、大躍進した世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)について「日本はナオミを誇りに思うべき」などと最大級の絶賛を並べた。
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女子テニス界における偉人ともいうべき、歴史的女傑が大坂を手放しで称えた。大会は連日、往年のビッグネームが複数登場し、会見を行っているが、キング夫人はその偉大さもあって単独。真っ赤なジャケットに真っ赤な眼鏡をまとい、華やかに登壇した会見で、各国メディアの前で「Naomi Osaka」について言及した。
大坂がレジェンドの域に達するためには何が必要か。そんな質問に対して、キング夫人は首を横に振った。
「彼女はすでにその域に達しているわ。本当に素晴らしい。頭脳、ハート、ガッツと成功に必要な要素を全て揃えている」
このように大坂について評したキング夫人。今季、最大のインパクトを与えたのは9月の全米オープンだった。決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)を破り、日本人として男女を通じ、4大大会シングルス初制覇。世界に大きな驚きを与えた。
「全米オープンの決勝は彼女が勝つと分かっていた、なぜなら単純にセリーナより良いテニスをしていたから。色々あった試合だけど、勝つべく選手が最終的に勝った。重いショットも打てるけど、基本的に何でも出来る選手。無限の可能性を秘めていて、とにかく格が違う」