井上尚弥、夢の「兄弟4団体統一」の期待上昇? 英格付けで弟・拓真と“ダブル5傑”
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。初戦の元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に70秒KO勝ちで世界中に衝撃を与えた「The Monster」とともに、WBC同級王座挑戦権を持つ弟の拓真(大橋)が英メディアのバンタム級格付け5傑でそろい踏み。井上兄弟のバンタム級統一の機運が高まっている。
英メディアのバンタム級格付けで尚弥1位&拓真5位に堂々選出
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)。初戦の元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に70秒KO勝ちで世界中に衝撃を与えた「The Monster」とともに、WBC同級王座挑戦権を持つ弟の拓真(大橋)が英メディアのバンタム級格付け5傑でそろい踏み。井上兄弟のバンタム級統一の機運が高まっている。
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戦慄のKO劇で世界でバズられた「Naoya」だけではない。「Takuma」も忘れてはいけない――。英ボクシング専門メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」は階級別ランキングの10月最新版を発表し、井上兄弟が堂々と名を連ねている。
タレント揃いのバンタム級5傑にノミネートされたのは、WBSS参戦中の王者4人。1位は級転向後、まだ2試合しか戦っていない井上だ。10年間無敗だったジェイミー・マクドネル(英国)、パヤノという王者経験者2人を合計182秒でKOしている圧倒的な強さが評価された格好だ。
2位は井上より上位に位置するWBAスーパー王者のライアン・バーネット(英国)。3位はWBSS準決勝進出を決めているWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)。4位はWBSS準決勝で井上と戦うロドリゲスとなったが、注目は5位だ。井上の弟・拓真が堂々のランクインを果たした。
WBSSで井上が下馬評通りに優勝を果たせば、WBA、IBF、WBOの3団体王者となる。拓真は9月11日にマーク・ジョン・ヤップ(フィリピン)に判定勝ちを収め、WBC世界王者決定戦出場権を手にしたばかり。兄弟でバンタム級王者統一という機運の高まりを見せる最強ブラザーズ。
その勢いは、ボクシングが盛んな英メディアの格付けでも明確になった。
(THE ANSWER編集部)