4大大会通算4勝のクライシュテルス氏「お気に入りの選手同士の対戦」

　女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルに出場する世界ランク4位・大坂なおみ（日清食品）が22日、1次リーグ初戦のスローン・スティーブンス（米国）戦を迎える。英大手ブックメーカーで「4.33倍」のオッズで1番人気に推され、V本命に挙がっている大坂について、大会を訪れている元世界女王は「知っての通り素晴らしいプレーをする」と称賛。さらに、初戦について「良いマッチアップになる」と期待している。WTAが伝えている。

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　いよいよ目前に迫ったWTAファイナル初戦。大坂が対戦するのは、世界ランク8位のスティーブンスだ。WTAは公式ツイッターで、4大大会通算4勝の元女王キム・クライシュテルス氏のインタビューを公開。初戦について展望している。

　クライシュテルス氏は大坂―スティーブンス戦について問われると「これは2人のお気に入りの選手同士の対戦ね」とにこやかに語った。まずはスティーブンスについて「新しく生まれたスター。ニュースを見るのが楽しみで注目している。彼女の昨年の全米オープン制覇には興奮したわ」と印象を語っている。

　そして、大坂についても高く評価している。「知っての通り素晴らしいプレーをする」と賛辞を述べた上で「一貫性のあるプレーをすることができればさらに称賛は高まるはず。彼女はプレーを通して学び、感じてほしい」と伸びしろも評価。「私は良いマッチアップになると予想するわ」と期待を込めた。

　過去の対戦成績は大坂の0勝1敗だが、目下の上昇で力関係は逆転している。歴戦の女王も期待する熱戦はどんな結末を迎えるのか。初戦は日本時間20時30分以降に始まる予定だ。