[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ゴルフ21歳竹田麗央が逆転で初V! 元賞金女王・平瀬真由美の姪、震災から8年の地元熊本で栄冠

女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディス最終日が14日、熊本空港CC(6518ヤード、パー72)で行われ、首位と3打差の3位で出た竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)が通算7アンダーの逆転でツアー初優勝を果たした。1993、94年賞金女王・平瀬真由美の姪で母・哲子さんも元プロゴルファー。アマチュア時代から逸材と言われた21歳が、熊本地震からちょうど8年が経った日に地元で飛躍を遂げた。

KKT杯バンテリンレディスに出場した竹田麗央【写真:Getty Images】
KKT杯バンテリンレディスに出場した竹田麗央【写真:Getty Images】

KKT杯バンテリンレディス

 女子ゴルフの国内ツアー・KKT杯バンテリンレディス最終日が14日、熊本空港CC(6518ヤード、パー72)で行われ、首位と3打差の3位で出た竹田麗央(りお・ヤマエグループHD)が通算7アンダーの逆転でツアー初優勝を果たした。1993、94年賞金女王・平瀬真由美の姪で母・哲子さんも元プロゴルファー。アマチュア時代から逸材と言われた21歳が、熊本地震からちょうど8年が経った日に地元で飛躍を遂げた。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 粘りのゴルフで輝きを放った。竹田は8アンダーの単独首位で出た岩井明愛を3打差で追う展開。3番のボギーで優勝争いから脱落したかに見えたが、4番ですぐに獲り返した。6、11番のバーディーで7アンダー。ダブルボギーや3連続ボギーを叩いた明愛と入れ替わり、単独首位に立った。最終18番パー5は冷静に3オン、2パット。3バーディー、1ボギーの70で白い歯をこぼし、満面の笑みでキャディーとハイタッチした。

 熊本・合志市出身。6歳でゴルフを始めた。1993、94年賞金女王・平瀬真由美の姪で、母・哲子さんも元プロ。アマ時代からプロツアーでも活躍し、注目を浴びた。2021年11月の最終プロテストに合格。2年目の昨季はメルセデス・ランキング(MR)22位で初シードを獲得した。今季は2週前の2位など、6戦4度のトップ10入りでMR4位。ドライバー平均飛距離はツアー2位の254.74ヤードを誇る。

 今大会のコースは小学1年で初めて回り、熊本国府高時代は週1回で通った良く知る場所。「凄く怖かった」と自身も13歳で被災した熊本地震からちょうど8年が経ったこの日、地元の声援を受けながら初優勝を果たした。

 鶴岡果恋、イ・ミニョン、鈴木愛が2打差の2位。明愛は3アンダーの10位だった。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集