大谷翔平に水原氏解雇で生まれた変化 ドジャース同僚は好感「私は称賛する」「野球という同じ言語」
通訳なしで他の選手と情報交換「なじみのある光景に」
さらに大谷は「すぐにテオスカー・ヘルナンデスとジェームズ・アウトマンとも交流し、シーズンの最初の2週間以上でなじみのある光景となった」のだという。他の打者に直接アドバイスする光景が、すっかり日常のものとなった。
今春までは大半のケースで水原元通訳が間に入っていたため、大きな違いだ。大谷の英語力についてアウトマンは「我々は野球という同じ言語を話しているんだ」と語り、マンシーは「彼は野球を理解している」と、大きな問題ではないとしている。
さらにマンシーは「私が対戦したことがなく、彼とはある選手がいる。そして彼が対戦したことがなく、私はある選手もいる。ここ数年で2つの異なるリーグに所属していたというだけだ。彼は交流しようとしている。彼は投球がどんな感じなのか、アクションがどんな感じなのかを確認しようとしている」と、選手同士の情報交換のメリットを強調した。
マンシーは、大谷の新たな挑戦を「彼が通訳を使わないようにしていることを私は称賛する。彼は交流しようとしているだけなんだ。言語の壁はあるかもしれないけど、これは野球だ。だから彼にとってコミュニケーションが取りやすくなるだけだ」と受け止めている。英語の上達はもちろんだが、環境の変化で、大谷はさらに大リーグに溶け込もうとしていると見られている。
(THE ANSWER編集部)