大坂なおみ、バイン氏が称賛した“4.5億円を手にした後”の行動とは
称賛した全米オープン後の行動「僕が彼女だったら北京へ行かなかった」
「彼女は東京でちょっと体調を崩していたんだ。やはり相当なストレスになっていたのだろう。自分さえ発熱し、腹の調子が良くなかった。二十歳そこそこの女の子がいきなり400万ドルを手にし、憧れの相手をグランドスラムの決勝で破って世界ランキング4位までに上り詰めたら住む世界が当然、変わる。僕が彼女だったら北京へ行かなかった。普通に日々を過ごすのは彼女にとってもはや簡単なことではないが、それを可能な限りやれるかどうかが今後、重要になってくる」
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日本では大坂のみならず、体調不良だったと打ち明けたバイン氏。しかし、全米オープン400万ドル(約4億5000万円)という巨額な賞金を経ても、ツアーを疎かにしなかった姿勢に敬意を払い、今後は「普通の日々」が重要になると訴えた。
「こんなこと言って怒られないと良いが(笑)、なおみと仕事するには多少の辛抱が必要だ。我慢してあげないといけない。ここまでの準備は順調で、最も重要だったのはフィジカルの調整。テニス自体は十二分にやっていたので、その上、背中の問題があったので、今大会に向けてコンディションをどう整えるかが一番の課題だった」
このように話し、二人三脚で取り組んできた大坂との今季最終戦について状態を明かした。躍進のシーズンを最高の形で締めくくるための戦いが、いよいよ幕を開ける。
(THE ANSWER編集部)