大坂なおみ、バイン氏が称賛した“4.5億円を手にした後”の行動とは
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルに出場する世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が21日、初戦を翌日に控え、現地で最終調整を行った。指導するサーシャ・バインコーチが会見に応じ、全米オープン制覇後の大坂について告白。400万ドル(約4億5000万円)を獲得しても変わることがなかった20歳の振る舞いと精神力を称賛している。
WTAファイナル初戦前日会見、全米オープン後の大坂の精神力を称賛
女子テニスのツアー最終戦、WTAファイナルに出場する世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が21日、初戦を翌日に控え、現地で最終調整を行った。指導するサーシャ・バインコーチが会見に応じ、全米オープン制覇後の大坂について告白。400万ドル(約4億5000万円)を獲得しても変わることがなかった20歳の振る舞いと精神力を称賛している。
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歴史的な快進撃で全米オープンを制した大坂。世界を驚かせ、グランドスラム女王となると環境も一変した。その裏には、人知れない苦労があったようだ。
かつてセリーナ・ウィリアムズ(米国)のヒッティングパートナーを務め、数々の栄光を掴んできたバインコーチはこの日の会見で、大坂について語った。
「ナオミが全米オープンで得たようなサクセスの後に調子を崩す選手は少なくない。ケルバーが全豪を勝った後のように。(大坂は)よく東京で決勝まで行けたと思う。多くのファン、スポンサーの前で本当に大したもの。相当な精神力だ。セリーナと長い間やって、12度のグランドスラムを獲得する中でいろいろ経験させてもらった。優勝してもすぐ次の大会に切り替える極意を学んだ。そういった経験値をなおみに伝えようとしている」
全米オープン後、多くのメディアの注目を集め、スポンサー対応に追われた。しかし、大坂は直後の東レ・パンパシフィック・オープンをパスすることなく出場。準優勝を果たした。