今永昇太、デビュー10回無失点の快投に監督絶賛 雨中の無四球ピッチ「あれ以上求められない」
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は7日(日本時間8日)、本拠地ドジャース戦に今季2度目の先発出場。4回2安打無失点、無四球3奪三振の好投を見せた。2勝目こそつかなかったが、これでMLBデビューから10イニング連続の無失点。カブスのクレイグ・カウンセル監督も「素晴らしかった」「あれ以上を求めることはできない」と手放しで称えていた。
ドジャース戦で4回無失点、デビューから10イニング失点なし
米大リーグ・カブスの今永昇太投手は7日(日本時間8日)、本拠地ドジャース戦に今季2度目の先発出場。4回2安打無失点、無四球3奪三振の好投を見せた。2勝目こそつかなかったが、これでMLBデビューから10イニング連続の無失点。カブスのクレイグ・カウンセル監督も「素晴らしかった」「あれ以上を求めることはできない」と手放しで称えていた。
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今永は初回1死で大谷翔平と初対決。フルカウントから最後は速球で空振り三振に仕留めた。3回の第2打席でも力のあるボールで三邪飛に打ち取るなど、強打のドジャース打線をきっちり封じた。4回裏のカブス攻撃中に雨脚が強まり、2時間51分も中断。再開後に今永はマウンドに上がらず、2勝目はつかなかったが2戦連続の好投となった。
1日(同2日)のロッキーズ戦では6回2安打無失点、9奪三振。メジャー初勝利を手にしていた。米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の試合後番組では、カウンセル監督の試合後会見の模様が伝えられた。指揮官は「ショウタは素晴らしかったと思う。初戦で見たものと似たようなものだった。得意としていることをやってくれた。何よりも重要だったのは、ストライクゾーンを埋められていたこと」と無四球の安定感ある投球を称えた。
さらに「今日彼は自分の仕事を果たしてくれた。あれ以上を求めることはできない」とも絶賛。「母なる自然が持ち去ってしまったが、彼は本当にいい投球をしてくれた。球数はまだまだ投げられる状態だったが、雨がそれを許してくれなかった」と雨によるやむを得ない降板であったとも指摘した。
(THE ANSWER編集部)